失敗しない発注

- 失敗しない契約書翻訳
- 契約書翻訳を外注する際に注意すべき7つのポイント
- 1.実績・トライアル翻訳(試訳)を確認していますか?
- 信頼できそうな翻訳会社がいくつか見つかったら、遠慮せずその分野の実績や経験を詳しく尋ねましょう。責任ある翻訳会社は安易な納期を約束したり、専門外の仕事を引き受けたりしません。
実績を比較検討しても判断がつかない場合は、トライアル翻訳(試訳)が可能かたずねてみましょう。ボリュームや継続性によっては、無料でトライアル翻訳を受け付ける会社もあります。 - 2.用語管理・スタイル管理は計画的に行っていますか?
- しっかりした翻訳会社は、スタイルガイドで表現・表記のルールを決定しプロジェクトを進めています。スタイルガイドとは、訳文を記述する際の表記上の約束事で、例えば送り仮名(例:申し込む、申込む)やカタカナ連語(例:セキュリティチェック、セキュリティ・チェック)などのルールが詳細に決められています。
また、目次、本文、索引、ヘッダ、フッタ、著作権/PL 法に関連する統一表記についても確認しておきましょう。 - 3.アプリケーション、レイアウト、書式、図表処理の指定をしていますか?
- MS-Word、Excel、Adobe FrameMaker、InDesign、HTMLなど、それぞれの特性やスタイルを把握して指定しましょう。TRADOSなど翻訳メモリ支援ツールで翻訳を行う場合、作成されている文書を編集可能なファイル形式に変換して翻訳作業を進めます。
アプリケーションに関するノウハウと経験をどれだけ持っているのか、翻訳会社に確認しましょう。また、TRADOS 使用が可能かどうかについて、ファイル形式なども確認しましょう。 - 4.想定読者(ターゲット)を確認していますか?
- 契約書には、法律用語以外に、専門的・技術的な内容や業界事情に関する文章が盛り込まれていることが多々あります。想定読者が初心者なのか、専門家なのかを考えながら翻訳作業を進めなければなりません。
特に、専門的・技術的な知識や業界・社内的な事情を知らない読み手(初心者など)向け契約書については、いかに誤解がないよう理解しやすい正確な訳文にするか、注意を払うことが必要です。 - 5.翻訳不要な箇所がないか、検討しましたか?
- 契約書でも内容を理解するために翻訳を行うケースがあり、やみくもに契約書全文を翻訳せず、「本当に翻訳が必要な箇所はどこか」をよく絞りこむことにより、大幅に翻訳コストを削減できる場合があります。
重複する文章や読み手にとって不要な情報を削ぎ落とすことにより、翻訳コストを抑え、読者に好まれる理解しやすい訳文を作成することができます。
翻訳作業を始める前に、翻訳会社の協力を得て、「翻訳が本当に必要な箇所はどこか」について事前の絞りこみを検討しておきましょう。 - 6.発注不要な作業がないか、確認しましたか?
- 翻訳メモリ(TRADOS)の管理、用語集、DTP・レイアウト、PDF化、印刷製本など、多言語化や翻訳作業に付随する様々な作業を全て外注するのか、テキストだけの翻訳なのか、予算と納期と社内体制を考慮しながら検討しましょう。
- 7.翻訳会社にとって助けになる条件はないですか?
- 翻訳会社の制作プロセスにおいて、専門用語(部署名・商品名)、固有名詞(社名・人名・地名)などを調べることは大変手間のかかる作業ですが、発注者であるあなたの方で簡単に用意できる場合も多くあります。翻訳会社の負担が減れば、値引き交渉の好材料になります。
さらに、急ぎの仕事には通常、追加料金がかかりますが、事前準備を早めることで納期に余裕を持たせ、外注コストを節減できるかもしれません。翻訳会社の中には通常より長い納期の場合、ディスカウントしてくれるところもあります。また、納期に余裕を持たせることにより、その翻訳会社の人気翻訳スタッフ(トランスレータ)が翻訳を担当する確率を高めることにもなり、満足のいく納品を受けられます。
また、過去の翻訳成果物、用語集の準備、翻訳メモリなど提供する、納品方法を簡素化するなど、価格交渉の材料を探して交渉してみましょう。
翻訳のクオリティと価格は、様々な要素によって決まります。 必要な品質の翻訳をより安価に発注するには、いかに過不足なく適切にオーダーするかがポイントとなります。
弊社では、お問合わせをいただいた際に、必要な事項をヒアリングさせていただいており、お客様にとって、最も良いものをできるだけ安くご提供できるようコーディネート(プロセス設計)させていただきます。
他社への相見積をお考えの場合は、上記を踏まえ、特に下記ポイントを念頭に問い合わせをされることをお勧めします。
弊社では、お問合わせをいただいた際に、必要な事項をヒアリングさせていただいており、お客様にとって、最も良いものをできるだけ安くご提供できるようコーディネート(プロセス設計)させていただきます。
他社への相見積をお考えの場合は、上記を踏まえ、特に下記ポイントを念頭に問い合わせをされることをお勧めします。
- 1.翻訳の精度
- 契約書翻訳にどの程度の精度を求めるかは、翻訳文をどのような用途に使うかによって変わります。重要な契約書の翻訳に安い翻訳者を使うと取り返しのつかないトラブルを招きます。社内向けの比較的重要性の低い契約書翻訳(内容理解に使用する目的で翻訳する場合など)に対し、多くの工程を伴うプロセス設計では、コストと時間のムダとなるケースがあります。
- 2.訳文の自然さ
- 直訳調のほうがよいのか意訳ぎみに翻訳したほうがよいのか。これはどちらがよいということではなく、ドキュメントの使用目的から判断します。一般に契約書関連の翻訳では直訳調で翻訳されることがほとんどですが、対象となる「モノ」を理解することなく字面だけをとらえて翻訳すると誤訳が多くなります。
直訳調が極端な場合、非常に理解しにくい契約書となることもありますので、法的表現に慣れている実績の多い翻訳会社に依頼することが重要です。 - 3.専門用語の正確さ
- 専門用語(特に法律用語)についてどの程度適切に翻訳できるかは、翻訳の品質において大きなポイントになります。専門用語の適切さが重要な場合には、翻訳者の選択(=翻訳会社の選択)は慎重に行わなければなりません。料金は専門性が高くなるほど上がるのが通常ですが、文書が専門的であっても、翻訳では用語の精度を問わない場合(=発注者側で専門用語のチェックをするなど)は、コストを大きく下げることができるケースがあります。
- 4.校正
- 出版レベルの校正、通常の文字校正、校正無しなど、校正の程度によっても料金は変わります。校正といっても専門的には、大きく下記のような校正があります。
「リンギストチェック」
翻訳後の言語(英日翻訳であれば日本語)の運用能力のすぐれた者が、文章としての完成度を高めるために行うチェック。
「ネイティブチェック」
リンギストチェックのなかでも特に外国語への翻訳の場合、ネイティブチェックと呼ぶことがあります。翻訳業界では「ネイティブチェック」といいながら、文法ミスのみのチェックだけの場合も多く、また本来のリンギストチェックのレベルまで行う場合もあり、確認が必要です。
「テクニカルチェック」
専門性の高いドキュメントでは、その分野に通じている第三者のチェックを行うことがあります。テクニカルチェックの担当者は、外国語が堪能な場合もあれば、翻訳後の言語(英日翻訳であれば日本語)のみしか理解しない場合もあり、一概にどちらがよいというわけではありません。
翻訳の意味があっていれば、多少読みにくい文章でもかまわないという場合は、校正工程を省略することによりコストを下げることができます。
5.入稿形式
原稿の形式によりコストが変わります。一般にテキストファイル、MS-WORD(ワード)ファイルがもっとも安くなります。
FrameMaker、VISIO、Adobe Illustrator、InDesign、QuarkXPressなどのアプリケーション、紙(ファクス・コピー)の場合やテキスト抽出の難しいファイル形式の場合は高くなります。
ただし、翻訳後のレイアウトの手間を考えると、必ずしもテキストファイルがいいというわけではありません。翻訳会社の担当者とよく相談してベストプロセスを提案してもらいましょう。 - 5.入稿形式
- 原稿の形式によりコストが変わります。一般にテキストファイル、MS-WORD(ワード)ファイルがもっとも安くなります。
FrameMaker、VISIO、Adobe Illustrator、InDesign、QuarkXPressなどのアプリケーション、紙(ファクス・コピー)の場合やテキスト抽出の難しいファイル形式の場合は高くなります。
ただし、翻訳後のレイアウトの手間を考えると、必ずしもテキストファイルがいいというわけではありません。翻訳会社の担当者とよく相談してベストプロセスを提案してもらいましょう。 - 6.納期
- 案件の連続性が高く、蓄積できる翻訳データが多ければ多いほど、クオリティ、スピード、コストあらゆる面で有利になります。
- 7.参考資料
- 社内用語集、過去の翻訳データ、その他参考資料など、翻訳で参考となる資料の提供は、希望レベルの翻訳を入手するために重要な要素です。